海外でIT系企業のインターンを見つける方法
海外に留学したからには現地でインターンをしたい。トビタテ留学JAPANなどの影響も受けて、そういった需要はますます高まっているのではないでしょうか。本記事では、海外(特にシリコンバレー)でインターンシップを探すために、学生団体から流行りのサービスまで紹介していきます。
前提として
アメリカに留学する多くの学生は「F-1 VISA(学生ビザ)」で入国・滞在するはずですが、このステータスのままでインターンをすることは違法です。仮に米労働局等に発覚した場合、今後のアメリカ入国・滞在等ができなくなるリスクがあります。せっかく将来を見据えて海外インターンをしても、それを禁止されてしまっては元も子もないので、学生のみなさんは要注意してください。
では学生ビザのままインターンする方法はあるでしょうか。それはOPTとCPT等といった制度です。詳しくは以下をご覧ください。
学生ビザで留学中、合法的に働くには? | アメリカ・ビザ徹底解説 | 現地情報誌ライトハウス
海外インターンを探す方法
4つの方法を紹介します。
(1)日本でNPO法人を利用する
AIESECやIAESTEといったNPO法人・学生団体は、学生の海外インターンを仲介できます。事前研修や事後研修、さらにはインターン中のメンタリング制度などが整っているものもあり、初めてのインターン等であっても気軽に利用することができます。特にオススメはAIESECで、世界126ヶ国2400大学70000人のAIESECerがあなたの留学をサポートします。
(2)日本でインターンしていた企業に紹介してもらう
例えばメルカリやユーザベース、フロムスクラッチなど海外R&D拠点などを持っているベンチャー企業もしくは外資系企業日本支社であれば、日本でインターンしていた際の実績が認められれば、その海外拠点を紹介・推薦してもらえる可能性があります。海外でインターンをするということは文化・言語的な観点でも困難なことも多いため、業界の情報やスキルを日本で身につけておくことは効率が良く、紹介・推薦は別としても日本でインターンしておくことをオススメします。
特に、これから資金調達・IPO・海外進出等を始めようとしているフロムスクラッチのインターンはオススメです。マーケティングやデザイン、コンサルティングなどの職種があるので、我こそはという方はぜひご応募ください。
(3)LinkedInを利用する
Microsoftが買収したビジネスSNS。世界中の企業がインターン・中途採用ともに求人をアップロードしており、業種職種やエリアなどをもとに検索することができます。またプロフィールを充実させておくことでスカウトが届く場合もあります。シリコンバレーでは名刺代わりにもなるので登録しておくと良いでしょう。
(3)WayUpを利用する
学生がスマホ・PCで就職できるサービスとして徐々に有名になりつつあるシリコンバレーのサービスです。アメリカでは日本と真逆に「新卒一括採用」が流行りつつあり、このサービスは21億円もの資金調達を完了しました。facebookやGoogleといった企業のインターンも掲載しています。
(4)Silicon Armadaを利用する
こちらも急成長サービス。シリコンバレーでデザイン系のインターンを探すならSilicon Armada。WEBデザインのような仕事から、プロダクトデザイン・カスタマーエクスペリエンス設計、ゲームレベルデザインなど、体験にフォーカスした様々な求人があります。
以上の4つが私自身よくチェックしている方法です。海外(特にシリコンバレー)でインターンを探すのであれば、ぜひ利用してみてください。