シリコンバレー留学で使っているスマホ回線と銀行
日常生活の拠点を海外へ移すとなると、日常的に利用するサービスも現地に移してしまう方が便利ですよね。とりわけ最初に問題になるのがスマートフォンの通信回線と銀行。本記事ではこの2つについて書いていきます。
シリコンバレーの通信回線
ITの聖地でもあるシリコンバレーでは、大学やスターバックスなどのカフェはもちろん、各家庭にWi-Fiが広く普及しています。しかし、留学当初はマップなどを使うことが多いため、やはり通信回線を現地で契約することは大切です(日本からポケットWi-Fiなどを持っていくことは短期を除いてオススメしません)
次に海外で通信回線を契約しようと思った時に気をつけるべきことは大きく3つあります。
- 支払い方法
- スマートフォンのBAND対応
- 通信可能範囲(Coverage)
これらについて詳しく説明します。
支払い方法
日本では通信基本料や通信量に応じて後払いすることが一般的ですが、アメリカでは前払い(Prepaid)が主流です。例えば通信量6GB分の$40を契約時に払ってしまうため、思いもよらぬ額を請求されるといった事態は免れることができます。また、契約期間が終われば、電話やウェブサイトを通じて更新(Reload)する必要があります。
スマートフォンのBAND対応
日本で購入したSIMフリースマホを持っていけば、現地でSIMを購入することで必ず使えると思っていませんか?正確には間違いです。
スマートフォンにはBANDと呼ばれるアンテナが入っていて、通信する現地の電波に対応している必要があります。残念ながら日本とアメリカではBAND帯域が異なっており、使えるかどうかを確認しておかなければなりません。
まず多くのアジア系メーカー(ASUS,LG,HUAWAIなど)のスマートフォンはアメリカでは使えませ。一方、iPhone(Apple)やElite x3(HP)、またNEXUS(Google)などの米メーカーが作るスマートフォンは快適に使うことができます。
おすすめは、シリコンバレー発祥の企業であるHPが作ったElite x3。Windows 10 Mobileを搭載して、虹彩認証や指紋認証もセキュリティ対策として採用しています。
通信可能範囲(Coverage)
私の住むCupertinoでは一部地域で回線が届かない場所があります。特に格安SIMになればなるほど顕著な傾向があるため、AT&TやT-Mobileといった大手キャリアを選ぶのが良いでしょう。私はAT&Tを使っていますが、Apple(Cupertinoに本社)で働くホストファザーはT-Mobileを利用しています。アウトレットやショッピングモールにいけば必ずと言っていいほど契約するカウンターががあるので、まず訪れてみると良いと思います。価格はどこも同じです。
シリコンバレーの銀行
通信回線に比べてあっさりと書いてしまいます(笑)
銀行には主にふたつのサービスが存在しています。
大学に授業料を支払ったり、ホストファミリーに家賃(Rent)を支払うといったことはChecking Accountで十分です。Saving Accountは日本に比べてはるかに高い金利がつきますが、管理手数料を無料にするには若干ハードルも高かったりと面倒です。
銀行については
- US BANK
- BANK OF AMERICA
- CHASE
などなどが挙げられます。シリコンバレーであればどの地域であっても存在すると思いますが、日常的にいく場所にATMがあるかどうか、管理手数料はいくらか(無償になる条件は何か)、海外送金手数料はいくらかといった基準で選ぶと良いと思います。
なお、私は上記を検討した結果、CHASEを選んでいます。日本と比較してもサービスが良く、専用アプリなども充実していることから安心して使うことができるはずです。
@_adsaki We're committed to providing world-class customer service, and you deserve the best support. Enjoy your day! ^PE
— Chase Support (@ChaseSupport) 2017年3月22日